神戸の岩場でのボルト脱落について

以下、JFAニュースより転載

* ブログなどで伝えられていますが、5月22日に秋川・神戸の岩場の“御開帳”の、リボルトされたケミカルアンカー(6本目)が脱落しました。幸いクライミング中ではなく、別ルートを登ってロワーダウン中にボルトの異常に気づいた方が確認したところ、手で引き抜ける状態だったとのことです
* この情報を受け、5月26日にJFAスタッフが現地確認と脱落した箇所のボルト再設置をおこないました。その際は、ボルトが抜けた穴は使用せずにケミカル剤でフタをし、近くに別の穴をあけて設置しています。
* 脱落したボルトは、ボルトを固定するケミカル剤が十分硬化していませんでした。可能性としては施工に使用した機材のノズルの不良などが考えられますが、今回の現場確認でもその原因は特定できていません。同ルートの前後のボルト、及び周辺のルートのボルトはケミカル剤が硬化しており、今回脱落したボルトにのみ問題が生じたと言うことです。
* なお再設置したボルトは、当日の状態では問題なく硬化していると思われますが、悪天が続いたため施工後の最終確認は完了しておりません(5/31現在)。近日中に再確認を行いますが、それ以前にトライする予定のある方は、ケミカル剤の硬化状態などを確認の上、登るようにしてください。
* なお「神戸の岩場」を「神戸岩」と呼ぶ方が多いようですが、「神戸岩」は秋川のさらに奥にある別の岩で、こちらは観光スポットでもありクライミングの対象になっていません。一般の方に誤解を与えないためにもご注意いただくようお願いいたします。
(11/05/31)

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